EPAとはEconomic Partnership Agreementの頭文字をとった用語で、経済連携協定の事をいいます。
EPAの基本的な考え方は、主に二国間での貿易や投資の自由化、人材交流の拡大、技術交流の拡大を目指すものです。
WTO(世界貿易機関)が基本的には世界各国一律の貿易自由化を目指しているのに対し、EPAはでは主に二国間(二カ国を超えた複数国の場合もあります)の独自の交渉によって決められます。内容も貿易に限らず、投資、サービスといろんな分野、項目での交流拡大を目指します。またEPAではWTOのように国際的な調整期間が存在するものではありません。
日本では2002年にシンガポールとのEPAを締結したのがはじめてです。ニュースなどでも時々取り上げられる、インドネシアなどの東南アジアの国から看護士、介護福祉士の候補者が来日し、日本で資格取得を目指しているのも、EPAでの活動の一環です。
2010年9月には民主党管内閣のもとで前原外相がFTA/EPAの取り組みを強化する方針を示し、注目されはじめました。
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