公認会計士：経済用語基礎辞典
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公認会計士は、公認会計士試験の国家資格等で監査および会計処理を認められた専門の仕事です。
日本では、1948年に公布された公認会計士法により、公認会計士制度が確立しました。監査及び会計の専門家として、監査対象の会社とは独立した立場で財務に関する情報の信頼性を確保する仕事を行います。公認会計士の業務は、独占業務として財務書類の証明業務を遂行でき、財務書類の調整、財務に関する調査・立案、財務に関する相談等の業務を行います。
公認会計士になるには国家資格の公認会計士試験に合格しなければなりません。公認会計士試験は従来１次試験から３次試験まで分かれていましたが、公認会計士法が変更され、２００６年度からは１本化されることになりました。公認会計士試験は、５月から６月にかけて行われる短答式試験と８月に行われる論文式試験とがあります。短答式試験に合格し、論文式試験が不合格の場合は２年間、短答式試験が免除されます。
公認会計士合格者の多くは監査法人に就職します。監査法人に就職した公認会計士年収は初年度で５００万円前後と言われています。
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